見上げる空に垣根なし

風天

見上げる空に垣根なし

夜と霧

 宿命とはなんだろう?お祭りの夜に心をよぎった。

 実家に提灯をつけにだけ帰る。

 優秀な先輩が田舎の診療所、父親の跡を継ぐ。

 縁も縁もない、それでいて駅前ではない住宅街で診療を続ける私。

 人は、一体何のために、誰のために生きているのだろう?

 

 フランクルを思い出す。

 あなたが人生に絶望しようとも、人生があなたに絶望することはない。 

 人生から何を与えてもらうかではなく、
 人生に何を与えることができるか

 

 私の人生とはなんだろう?

 自分の宿命に、愛と勇気とを持って向き合う事が、おそらくそれが自分の宿命なのでは?

 

 人生が私に答えを求めている。

 さてどんな答えだろう。

 それでも人生にイエスと言おう!

 愛と勇気とを忘れずに!

 

 

f:id:Futen:20201010220717j:image