見上げる空に垣根なし

風天

見上げる空に垣根なし

Homo Deus

 100年前、疫病が蔓延した際、人々は祈祷した。疫病退散、悪霊退散と。疫病は退散しただろうか?きっと、更に蔓延したのでは?そして祈祷師は民に教える。祈祷が効かない理由を、信心が足りないと。祈祷師が我々より詳しいこと、それは言い訳の仕方。

 現在、疫病の原因は2週間ほどで解明され、研究室で治療法を見つけ出す。誰も祈祷師に疫病退散は頼まないし、誰も神など信用していないのでは?

 にも関わらず、我々民は、現在の祈祷師である専門家のご意見を聞く、そして、100年前と変わらず、疫病退散できない理由を聞く、信心ではないが、ライフスタイルがおかしいと。そして、利己的でその場凌ぎの政治家主導の政策が出てくる。

f:id:Futen:20201113214910j:image

 我々が聞かなければならないのは、科学的根拠を持ち科学者の意見と、専門家ではなく、AI が導き出す示唆ではないだろうか?

 100年先ではないと思うが、新たに疫病学問蔓延した時、その時の民は、昔は、AIのいけんを聞かずに、専門家の言い訳を聞いていたと。頭おかしかったんだよと。

 我々ができる事は科学技術との調和だけ。現在の祈祷師である政治家と専門家とおさらばし、AI と調和した時、我々はきっと神、Homo Deusになるのでは?